同じ職場のH君が足の痛みで病院に行ったそうだ。
本人は痛風を疑って内科に行ったそうだが、痛風なんかじゃなかったと。
こんなに腫れてるんですよと靴下を脱いで見せてくれたが、確かに踝辺りが腫れている。
これって僕が何年か前になったのと同じじゃんって話になった。
彼と僕のが同じなのかどうかは結局彼がその後どうしたか聞く前に直ってしまったようなのでわからずじまいだが、僕のは、勝手な推測だが、足の自動修復が実行されたせいだと思う。
それは週1回程度10kmくらい走るようになって数年経ってからのことだ。
走っているときに何となく右足に痛み程ではないが違和感を感じ始めるようになった。
違和感を感じ始めて半年くらいした夏、その年は猛暑だったこともあり、ちょっと趣向を変えて走る代わりにプールで泳ぐようにしてたのだが、夏の終わり辺りで、いきなり右足が痛み出した。
最初はプールで何かばい菌でも入ったのかと病院に行ったらレントゲンを撮られて、見ると踝の下辺りに米粒くらいの白いものが写っている。
先生の言うことにはランニングの負荷で軟骨が剥がれたのでしょうとのこと。
そのうち痛みは治まる、痛みが治まったらこれまで通り走っても構わないと炎症を抑える薬をもらった。
家に帰って妻に話すと、
「軟骨がレントゲンに写るわけがない、その医者は薮だ」
と言われて、えっとなった。
本当は以前腰痛を診てもらった整形外科に行きたかったのだが、そこは非常に人気でその日も予約いっぱいで入れず、やむを得ず別の病院で診てもらったのだ。
そうこうしているうち、さらに痛みがひどくなって、踝全体が腫れてきた。
右足を着くのも痛くてケンケンするほどになってしまってどうしようもなく、さらに別なクリニックに行って診てもらったら、妻の言う通り軟骨はレントゲンには写りませんとのこと。
負荷がかかると石灰のようなものが出来ることがあり、そのせいでしょうと。
治療法はというと、超音波の治療器具で石灰を砕くのだそうだ。
さらに、足を着いても痛くないようギブスを嵌めてもらった。
ギブスといっても石膏で固めるような大仰なものではなく、網状のプラスチックを足の形に成形してもらったものだ。
とても軽くて重さを感じない程だが、体重をかけても歪んだりしない位の強度はある。
パカっと開いて取り外しも自由。
あと、痛みを感じにくい歩き方も教わった。
ギブスを嵌めてもらったのは有難かったが、あの超音波で石灰を砕くというのが今でもよくわからない。
超音波治療器を自分で持って痛いところを数分間撫でまわすのだが、これで石灰が砕かれているのかどうか、実感が湧かない。
どれくらいの頻度で通えばいいのでしょうと聞くと、できるだけでいいと。
仕事とクリニックの診療時間の関係で週一くらいしか通えず、結局、2、3回しか超音波治療しなかったことになる。
痛みは1週間ほどで治まった。
1ヶ月後に再度レントゲンを撮って石灰が無くなっていることを確認し完治を言い渡された。
さて、ここから先は自分の推測です。
レントゲンに写っていた白いものは超音波治療器で砕かれたのではなく、自分の免疫力で溶かしたと思われてならない。
夏の終わりにいきなり足が痛み出したのも、しばらく走るのを止めたことで身体が足を修復するチャンスと判断したからじゃないかな?
例えば骨折したときは、骨を修復するため修復箇所に免疫が集中し腫れが生じる。
同時に痛みが伴うわけだが、これは修復中に動かされたり負荷をかけられたりするのを防ぐためのものだ。
同じような作用が僕の右足にも働いたと考えてもおかしくないでしょう。
対象が骨折箇所か余計な石灰かの違いだけで。
そう考えると、最初に診てもらったお医者さんも、次に診てもらったお医者さんも、言ってることは違っても、結果からいえば同じだ。
つまり安静にして待っていれば治るということ。
超音波治療器というのは患者を安心させるためのものじゃないかな。
マッサージ効果で免疫力を高めるのかもしれないし。
ちなみに、超音波による治療は1回100円もかからず驚いた記憶がある。


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