うちの子が産まれて、初めて対面したのは病院で看護師さんに抱っこされて顔見せに連れてきてもらったときだった。
まだ名前も決まってなかったので「赤ちゃーん」と呼びかけると、すました顔で何となくこっちを見てたのだった。
退院後、しばらくは3時間毎にミルクを飲ませてた。というより3時間ごとにミルクを欲しがった。夜中でも3時間立つと時計よりも正確に泣き始める。
泣くとお腹に力が入るせいか泣き声に合わせて「ぷっ、ぷっ」とおならをして、こんなに小さくてもおならしてると妻と一緒にげらげら笑っていた。
ミルクを飲んでいると瞼がメーターの役目をしていて、飲んだ量に従って徐々に瞼が閉じていく。
飲み終わると完全に瞼が閉じて「クー」と眠ってしまうのだが、しばしば飲んでいる途中で眠ってしまって、そんなときは頬っぺを指でチョンチョンと突くと再びコクコクと飲み始める。
飲み終わった後は縦に抱っこして背中をさすると必ずげっぷをする。
ちゃんとげっぷをさせておかないとミルクを戻してしまうと何かで教わった。
この3時間毎にミルクを飲む時期はまるで機械のようで、これは「ドリンキング・マシーン (Drinking Machine)」だねと妻と話していた。
映画「ジョーズ」で人食い鮫のことを「イーティング・マシーン (Eating Machine)」と呼んでいたので、それを真似て言ったのだった。
ちなみに眠っている最中に頬っぺを突くとミルクを飲むのを再開する習性は授乳期を過ぎても残っていて、確か小学校に上がるような頃まであった気がする。思い違いだろうか?
眠っているときに頬を突いてみると、むにゃむにゃと咀嚼するのだった。


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