電車で席を譲られた

こないだの日曜日、妻と電車で移動中に席を譲られてしまいました。それも2度も。今まで譲られる事なんてほとんど無かったのに。
いったいどうしたんだ?世の中、急にマナーが良くなったのか?
いや、変わったのは自分自身でしょう。そんなに老け込んだのかな、確かに髪はかなり白くなってるけど。

電車に乗り込んで一つだけ空いてる席に妻が座って僕が立っていたら、妻の隣に座っていたかたが席を空けてくれたのです。2回ともそんな感じ。いずれもお礼を言って座らせてもらいました。

席を譲られたときに「大丈夫です」と断るシーンをよく見かけますが、譲ろうと声をかけたほうは何だかバツが悪くなってしまうし、有難く座らせてもらったほうがいいですよね。

譲ってくれたのは、1度目は青年で、2度目は若いカップルでした。今どきの若い人達はマナーがいい。

自分が若い頃は「今どきの若いもんは」などと色々言われていたものですが、自分が言う側の年齢になって、さあ、今度は自分の番だと意気込んでいたのに、つい「今どきの若い人達はえらいねえ」などと口をついてしまい、「あっ、しまった」となってしまう。

じゃあ、本当に若い頃の自分達がなっていなくって、今の若い人達がえらいのかというと、そうではなく、それもあるかもしれないけど、今、若い人達を認めるだけの度量が出来たんだと思いたい。

技術の進歩で生活が便利になったり、新しいエンターテイメントが出来たり、色んな生き方や多様性を認める方向に社会が向かうようになったりする一方、収入が上がらない割に各種負担が増える、高齢化や地球環境問題が次の世代に押し付けられる、のみならず、震災、パンデミック、等々、そんな時代に生まれて生きていく世代、つまり我々の子供達の世代。そんな中で自分の子供や同じ職場の若い人達の頑張ってる姿を身近に見ているからなんでしょう。

もう随分前のことですが、母方の祖母のお葬式でお経をあげてくれたお坊さんがこんなお話をしていました。ご先祖様に手を合わせるだけでなく、ときには次の世代、つまり若い人達に手を合わせて感謝してみましょう、というような内容です。そのときは、お坊さんにしては斬新なことをおっしゃると思いましたが、今になって何となくわかる気がします。

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