A「40です」
D「押さえてて」
N「針出します。0.5、0.5」
D「ファイア!」
パン!
内視鏡で大腸ポリープ切除の手術中、こんな感じの会話が先生方の間で何回も繰り返されてました。
ちなみに行頭の記号は以下の通り。
D:ドクター(執刀医)
A:助手(?)
N:看護師
手術前に「アースを取りますね」と言われながらシックスパッドみたいなのを太ももにペタッと貼られました。ポリープ切除に電気メスを使うためなのでしょう。先生が「ファイア!」と言っていたのは電気メスをONにする合図のようです。パン!と音はするものの、お腹に痛みや衝撃などはありません。

内視鏡検査のときもそうだったのですが、直前に痛みを抑える薬を点滴の中に入れられて、薬が効いてくるとフワーとお酒で酩酊したようないい気持になります。ただ、しばらくすると薬が切れたんでしょう、フワフワ感がなくなってしまいました。出来れば手術が終わるまでフワフワのままだったら良かった。
前述の通り、ポリープ切除に痛みはなく、腸に空気を入れてお腹が張ったり、内視鏡で押される感覚に違和感があったりする程度。人によると思いますが、歯医者さんで歯を削られるのに比べればましなくらいでしょうか。
むしろ、手術前後の生活行動制限のほうがつらいですね。手術前日は検査食(お粥)、当日と翌日は点滴のみで食事無し、翌々日からお粥食が始まって、退院後も1週間食事制限(消化の良いものを腹八分目)。好ましくない食べ物として、玄米こんにゃくパイナップル牛蒡きのこ海藻、そして極端に硬いもの。また、豆類はよく噛んで食べること。
それから手術前日から術後1週間禁酒!! 激しい運動も自粛。
前回内視鏡検査のときのように点滴の針を刺すときに貧血になるのを心配してましたが、今回は何ともなく済みました。でも術後、車椅子で移動中に貧血症状。やっぱりメンタル的なものなのでしょう。
さて、自分は入院が初めてなもので、経験してる人にとってはどうという事もないのでしょうが、いろいろ物珍しい。
病室内の設備は機能的で使いやすく出来ていて、引き出し型のテーブル、飲み物を入れる保冷庫、貴重品入れ、そしてテレビの4点が一体型になったキャスター付きキャビネットが1台。衣類かけ、身の回りの物を置く大小5段の棚が1台。
もちろん枕元にはナースコール用スイッチ、「酸素」「吸引」と印字されたスイッチのあるパネル。

4人部屋でしたが、カーテンで区切られた一人分のスペースは結構広くて、小さなビジネスホテルくらいありました。
それにしても、普段は140近い血圧が110前後に下がり、日常的に悩まされていた鼻水・鼻詰まりも全くなくなりました。丸二日点滴絶食のせいなのか、それとも禁酒のせいなのか。多分普段の生活に戻れば、血圧や鼻詰まりも元に戻るのでしょう。
点滴の内容は、脱水症状を防ぐための電解質等で、カロリーなどの栄養はないとのこと。下剤で腸を空にした後、2日間カロリー摂取ゼロ生活で、お腹も見事にぺったんこになりました。ついでに術後経過も良好。
以上、事前に妻からパジャマや下着は全て新品を準備するよう指示され買い揃え、術後1週間は激しい運動禁止なので、それまでに走り込みや筋トレで体を仕上げて臨んだ初めての手術報告でした。



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